平ボディー車

平ボディ車とは、どこでも見られる、ごく一般的な荷台のトラックで、『あおり』と呼ばれる物で側面が覆われているだけのトラックです。
一般貨物であればほとんどの荷物を積むことが出来るため、広く利用されています。

上部が開放であるため、積み方次第で、荷台の長さ、幅以上のものが積めたりもします。
また、クレーンなどでの積込み、荷卸にも対応出来ます。

特殊なあおり装備の場合、専用の骨組みで囲うことにより、一時的にほろ車として利用することも出来ます。

デメリット

最大のデメリットとして、雨などの水濡れに注意が必要となります。
専用のシートで覆うことが一般的ですが、布製のシートがほとんどのため、穴あきや切り裂けなどに細心の注意が必要です。梅雨時などは、荷物を積んでいないときでも、荷台が濡れてしまうと、次の荷物が積めなくなってしまうため、常にシートを掛けておくのが普通です。
晴れているときでも荷物を積んで走る場合、急な降雨や、荷物の落下防止のためにも、シート掛けは欠かせません。

荷物を積んだ後、荷台はシートで覆われているだけなので、荷物の盗難などにも気をつける必要があります。